高圧ガス保安協会総合研究所は、2012年の組織改編において、旧液化石油ガス研究所と旧高圧ガス保安研究室の統合により新設されました。総合研究所では、時代の要請に応えて、LPガス用マイコンメータやFRP複合容器の研究開発を進め、その普及に寄与してまいりました。近年では水素関連の材料特性評価や技術基準の制定を進め、水素社会形成の実現に向けた役割を果たしてまいりました。私たちは、これらの活動を通じて蓄積された知見をもとに、基礎研究から応用技術研究まで長期的な視野に立って研究開発を進めてまいります。さらに、2022年には液化石油ガス検定室と統合したことで、より広域的な保安に寄与してまいります。
総合研究所外観
総合研究所基本方針
- 技術基準整備のために必要となる専門的な技術データの蓄積を図るべく、高圧ガス及び液化石油ガスの保安に係る調査研究を推進します。
- 受託試験/受託研究については、お客様にご満足いただけるよう、これまでに蓄積した知見やノウハウを最大限に活用し、確実かつ迅速なサービスの提供に努めます。
- 高圧ガス及び液化石油ガスの事故防止に資する調査研究を推進するとともに事故の原因究明活動にも積極的に参加します。
- 学会や産業界とのネットワークを継続します。