1.事故概要
令和4年9月28日(水)、伊勢湾岸自動車道から東名高速道路へ進入する 豊田ジャンクション内の上り路線において、多数のLPガス容器を積載した車両が、走行中に前方の車両との衝突を避けるためブレーキをかけたところ、LPガス容器が荷崩れを起こして路上に散乱し、当該容器から漏えいしたLPガスが何らかの原因で着火して、火災が発生するとともに、容器が爆発する事故が発生しました。
この事故で、LPガス容器を積載していた車両に加え、当該車両の前方に停車していた2台の車両が火災・爆発に巻き込まれ、炎上するとともに、これら2台の車両に乗車していた1名が死亡、2名が負傷する被害が発生しました。
高圧ガス保安協会では、経済産業省の委託を受け、高圧ガス事故概要報告書を作成しました。
2.注意喚起
本事故について、経済産業省が、注意喚起を行っています。
https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/oshirase/2022/10/20221014_kouatsu_1.html
高圧ガス保安協会からも、注意喚起するとともに、過去に発生した高圧ガスの移動に係る事故事例、事故調査報告書、高圧ガス保安法の規制などを掲載しますので、このような事故を防止するため、ご活用ください。
ご不明な点がございましたら、以下までお問い合わせください。
高圧ガス保安協会 保安技術部門
TEL:03-3436-6103